裁ち落としとは
最終更新日:2025年03月31日

裁ち落としとは
仕上がりサイズいっぱいに絵柄がある場合に、あらかじめ仕上がりサイズよりも大きめに配置しておき、断裁作業時に余分な部分を切り落とします。裁ち落としとは、この余分な部分まで印刷された用紙を断裁することを指します。『断ち落とし』、『裁ち切り(断ち切り)』とも呼ばれます。また、切り落とされた余分な部分(=塗り足し)を指す場合もあります。

裁ち落としが必要な理由
裁ち落としがなく、仕上がりサイズ丁度に印刷されていると、わずかな断裁ずれでも紙のフチに印刷されていない紙の色が出てしまいます。少しのズレでも、デザインによっては紙の白が目立ってしまう可能性があります。こうした断裁時のズレによって生じる、紙の白が出るのを防ぐために、裁ち落とし(塗り足し)は必要となります。
