フォントとは
最終更新日:2025年04月28日

フォントとは
『フォント』とは、文字のデザインや形をデジタルデータとして利用できるようにしたものを指します。本来は『同じサイズの同じ書体デザイン一揃いの活字』を意味していましたが、現在ではパソコンやプリンタなどに実装される単位に対してフォントと呼んでいます。
現在では『フォント』は『書体』と似た場面で使われるようになり、厳密な区別が無くなってきていますが、元々は別のものを意味していました。
書体とフォントの違い
書体は大きく分けて和文書体と欧文書体に分けられます。
和文書体は明朝体、ゴシック体などに。欧文書体はセリフ体、サンセリフ体など、文字のスタイルで分けられます。
書体はさらに、同一コンセプトでデザインされた種類で分けられ、、それぞれをリュウミン、MS明朝、MSゴシック、游ゴシック、Helveticaといった名前で分けています。これらをフォントと呼んでいます。
フォントはそのデザインをベースにして、太さの違いやイタリック体などのバリエーションが用意されている場合があります。このバリエーションはフォントファミリーと呼ばれます。
印刷データを入稿する前に行うべき作業
フォントはパソコンの環境によって表示が変わることがあるため、印刷会社にデータを送る際には、注意が必要です。例えば、Illustratorであればフォントをアウトライン化したり、Photoshopではテキストレイヤーを画像として統合するなどの作業が必要となります。
また、PDFに書き出す場合は、フォントをエンベッド(埋め込み)する必要がありますが、フォントによってはライセンス制限から埋め込みができない場合があるので注意が必要です。
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