
【早見表】ポスターのサイズ一覧
ポスターサイズの用途やシーン別の最適な選び方を解説
最終更新日:2025年08月29日

ポスターを作る際、サイズ選びは非常に重要です。用途や掲示場所によって最適なポスターの大きさは異なり、訴求力にも影響します。この記事では、主要なポスターサイズを一覧でご紹介し、それぞれのサイズがどのようなシーンに適しているのかを詳しく解説します。また、サイズを選ぶ際の注意点や、デザインデータを作成する上でのポイントもご紹介。ぜひ効果的なポスター制作に役立ててください。
目次
ひと目でわかる!ポスターの主要サイズ一覧表
A判サイズ | 寸法(mm) | 主な用途 |
---|---|---|
A0 | 841mm × 1189mm | 大型展示場用ポスター、大型設計図など |
A1 | 594mm × 841mm | ポスター、建築図面など |
A2 | 420mm × 594mm | 店舗・商業施設の案内、イベント告知など |
A3 | 297mm × 420mm | 店内の告知、メニュー表など ※チラシ印刷からご注文いただけます。 |
B判サイズ | 寸法(mm) | 主な用途 |
B0 | 1030mm × 1456mm | 駅構内・大型ポスター、看板、建築図面など |
B1 | 728mm × 1030mm | 地図、ポスターなど |
B2 | 515mm × 728mm | ポスター、看板、映画の告知など |
B3 | 364mm × 515mm | 電車内の広告ポスター、中吊り広告など |
プリントネットでは、A0〜A2、B0〜B3はポスター印刷からご注文いただけます。
国際規格のA判サイズ(A0〜A3)
A判サイズは、国際標準化機構が定める「ISO 216」という国際規格に基づいており、世界中で広く利用されています。この規格はドイツのDIN 476規格を基にしており、紙の縦横比が1:√2(約1:1.414)であることが特徴です。この比率により、A0サイズを半分に折るとA1サイズになり、A1を半分に折るとA2サイズになるなど、数字が一つ増えるごとに面積が半分になる仕組みです。
A0は最も大きなA判サイズで、遠くからでも視認性が高く、インパクトのある掲示物として活用されます。A1はA0の半分のサイズで、商業施設やイベント会場での告知など、中規模のスペースで視線を集めるのに効果的です。A2はA1の半分のサイズで、壁面や掲示板など、比較的近い距離で見ることを想定した小型ポスターに適しています。A3はA2の半分のサイズで、情報量がそこまで多くない場合や、手軽に掲示できる身近なサイズとして使われます。
※価格は記事掲載・更新時のものです。最新の価格はHPでご確認ください。
日本独自のB判サイズ(B0〜B3)
B判は、日本の伝統的な紙である美濃和紙の判型にルーツを持つ、日本独自の規格です。国際規格のA判が世界標準として普及している一方、B判は日本産業規格(JIS)によって正式に定められています。この背景には、約1300年前から岐阜県で作られてきた美濃和紙が江戸時代に公用紙として広く使われ、そのサイズを明治政府が継承し、戦後もJISで原則サイズとして定められたという歴史があります。特に日本の出版・印刷業界では、長らくB判が主流として普及してきました。
B判もA判と同様に、縦横比は1:√2(約1:1.414)です。数字が大きくなるにつれて面積が半分になり、例えばB0サイズを半分にするとB1サイズ、B1サイズを半分にするとB2サイズとなります。
B0はA0よりも大きく、広大な空間や屋外での広告や、大型の設計図など、遠距離からの高い視認性を求める場合に適しています。B1はB0の半分のサイズで、広々とした商業施設やイベント会場でのメインポスターに活用されます。B2は映画の告知ポスターや店舗のウィンドウディスプレイ、キャンペーン広告など、比較的近い距離で目に留まりやすいサイズとして広く用いられます。B3は電車の中吊り広告や、店内の小規模な告知物など、手軽に情報を伝えるのに適したサイズです。
※価格は記事掲載・更新時のものです。最新の価格はHPでご確認ください。
【シーン別】最適なポスターサイズの選び方と活用例
ポスターのサイズは多様であるため、掲示する場所や伝えたい情報の内容によって、最適な大きさが異なります。目的に合わないサイズを選んでしまうと、内容が読み手に伝わりにくくなったり、制作費用が無駄になったりする可能性もあります。
様々な利用シーンに合わせたポスターサイズの選び方と、それぞれのサイズが持つ効果的な活用例を具体的に解説します。展示会や個展での訴求力の高いサイズ、店舗や商業施設での案内、映画館やライブ告知に主流のサイズ、さらに駅構内や屋外広告、店内の告知やメニュー表に適したサイズまで、用途別に詳しくご紹介します。
展示会や個展で目を引くなら「A1・B1」
多くの出展ブースが並ぶ展示会において、来場者の視線を引きつけることは非常に重要です。遠くからでもブースの存在をアピールし、来場者の足を止めるためには、A1サイズやB1サイズのポスターが効果的です。A1サイズは展示会パネルとして最も多く使用される一般的なサイズであり、B1サイズも視認性と設置のしやすさから広く活用されています。
これらのサイズは、作品や商品の魅力を伝えるための大きなビジュアルを配置するのに十分なスペースを提供します。来場者の注目を集める強力なアイキャッチとなり、ブースへの誘導を促す効果が期待できます。離れた位置からでも内容を判別しやすく、通行中の人々の目を惹きつけるのに適しています。
また、A0やB0といった最大級のサイズと比較すると、A1やB1は設置場所の選択肢が広い点もメリットです。イーゼルに立てかけたり、ブースの壁面に直接掲示したりと、限られた展示スペースでも比較的柔軟に対応できます。繰り返し使用する場合にも適しており、実用性の高さも兼ね備えています。
店舗や商業施設の案内に使いやすい「A2・B2」
店舗や商業施設において、通行人の視線を引きつけ、的確な情報を伝えるためには、A2サイズやB2サイズのポスターが最適です。これらのサイズは、大きすぎず小さすぎない絶妙なバランスを持ち、店内の壁面やドア、イーゼルスタンド、ショーウィンドウなど、さまざまな場所に柔軟に掲示できる汎用性の高さが特徴です。
A2・B2サイズのポスターは、写真やイラストを効果的に配置しながら、セール情報、新商品の紹介、イベント告知といった、ある程度のテキスト情報を盛り込むのに適しています。これにより、視覚的な魅力を保ちつつ、伝えたいメッセージをしっかりと読者に届けられます。
迫力が求められる映画館やライブ告知は「B2」が主流
映画館でよく目にする映画の宣伝ポスターや、アーティストのライブ告知ポスターには、標準規格として「B2サイズ(515mm × 728mm)」が広く採用されています。このサイズが選ばれるのは、迫力あるビジュアルで通行人の目を引きつけ、かつ掲示スペースにも収まりやすい絶妙なバランスを兼ね備えているためです。
B2ポスターは、登場人物の顔やアーティストの姿、作品の世界観をダイナミックに表現するのに十分な面積があり、視覚的なインパクトを最大限に高めます。遠くからでも内容を鮮明に伝え、人々の注意を引きつける効果を発揮します。さらに、ポスターに近づけば、上映・公演日時、場所、出演者などの詳細な情報も明確に読み取れるため、情報伝達ツールとしても非常に優れています。駅構内や劇場、ライブハウスなど、多くの人が足を止める空間での告知に最適なサイズと言えるでしょう。
駅構内や屋外広告など遠くから見るなら「A0・B0」
遠方からの視認性を確保し、圧倒的な存在感を出すには、ポスター規格で最大級のA0サイズ(841mm×1189mm)やB0サイズ(1030mm×1456mm)が最適です。特にB0サイズは日本独自のB判規格において最大であり、A0サイズをも上回る迫力があります。これらの大判ポスターは、駅構内や屋外広告、イベント会場など、広大な空間で多くの人の視線を集め、遠くからでも内容を瞬時に認識させる必要がある場合に真価を発揮します。
通行中の人々の目を引くその強いインパクトは、集客や認知度向上に大きく貢献するでしょう。デザイン面では、情報を詰め込みすぎず、大きな写真や印象的なイラスト、力強いキャッチコピーを大胆に配置することが重要です。これにより、一目でメッセージを伝え、忙しく行き交う人々の足を止め、ポスターに近づいて詳細を確認するきっかけを作り出します。
店内の告知やメニュー表には「A3・B3」
店内の告知物やメニュー表には、A3サイズ(297mm×420mm)とB3サイズ(364mm×515mm)が最適です。これらのサイズは、来店した顧客が間近で情報を見ることを想定しており、限られたスペースにも収まりやすい特徴があります。
たとえば、店内の壁面やレジ横に掲示する「セール情報」や「新商品案内」といった告知物として活用すると、顧客の動線を妨げることなく、必要な情報を効果的に伝えられます。特にB3サイズはA4サイズよりも一回り大きく、店舗や商業施設の広告ポスターに適しています。至近距離で目にする際にも、十分な視認性を確保できるでしょう。
また、飲食店では壁掛けのメニュー表や、テーブルに置くメニューとしてA3サイズの活用事例が多数見られます。写真や文字を読みやすく配置できるため、料理の魅力や詳細を顧客にしっかりアピールすることが可能です。厚い紙に貼り合わせたA3メニューボードのように、デザインにこだわった高級感のあるメニューにも利用されています。
その他「大判ポスター・短冊ポスター」
一般的なA判やB判のポスター以外にも、特定の用途に特化した特殊な形状やサイズのポスターが存在します。これらは掲示する場所や目的に合わせて選ぶことで、定型サイズにはない独自の訴求効果が期待できます。
大判ポスターは、A0やB0といった最大級のサイズをさらに超える特大ポスターを指します。屋外の大型広告やイベント会場の背景など、圧倒的なスケールで視覚的なインパクトを与えたい場合に用いられます。プリントネットでも長尺耐光性ポスターとして、1200mm×4000mmといった大きなサイズに対応しています。
一方、短冊ポスターは細長い形状が特徴です。電車の窓上広告や、店舗の柱、商品棚の側面といった限られたスペースを有効活用したいシーンで活躍します。スペースの制約がある中でも、縦長の特性を活かして商品情報やキャンペーン内容を効果的に伝えられるでしょう。
これらの特殊なポスターは、通常サイズのポスターでは実現できないような、特定の環境における強力な情報伝達手段として活用されています。規格サイズとは異なるオリジナルサイズのポスターを制作したい場合は、プリントネットの別途見積もりから、お気軽にお問い合わせください。
ポスターを印刷する前に確認しておきたい注意点
これまで、ポスターのサイズ選びから最適な用紙の選び方までを詳しく解説してきました。しかし、サイズが決まったとしても、実際に印刷を発注する前に、最終的に確認すべき重要なポイントがいくつかあります。注意点を見落とすと、せっかく制作したポスターが「規定に合わず掲示できない」「予想よりも早く剥がれてしまった」といった、予期せぬトラブルにつながる可能性があります。特に、掲示場所によっては、特定のサイズ、素材、掲載方法が定められている場合があるため、事前の確認が不可欠です。
後悔のないポスター制作と効果的な掲示を実現するためには、細部の確認を必ず確認しておいてください。
ポスターサイズに規定がある場合に注意
ポスターの掲示場所や目的によっては、サイズに明確な規定が設けられている場合があるため、注意が必要です。例えば『駅構内の広告枠』『選挙ポスター』『学会発表用の掲示物』『商業施設のポスターフレーム』などです。
特に駅構内のポスター広告では、B0サイズ(1,030×1,456mm)、B1サイズ(1,030×728mm)、B2サイズ(728×515mm)の3種類が基本とされていますが、駅によっては掲示できないサイズもあるため、事前の確認が不可欠です。
また、選挙ポスターでは公職選挙法により、その大きさが厳しく規定されています。規定を1mmでも超えてしまった場合、ポスターの掲示が許可されなかったり、審査の対象外になったりする可能性があります。規定サイズよりも縦横少しずつ小さく断裁して欲しいというご要望もいただきます。もちろんご対応可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
せっかく制作したポスターが無駄にならないよう、デザインや印刷を依頼する前に、必ず掲示場所の管理者やイベントの主催者に規定サイズを確認することが非常に重要です。事前に詳細を把握し、適切なサイズで制作を進めましょう。
ポスターの掲載方法に注意
ポスターの印刷を発注する前に、どのような方法で掲示・設置するのかを具体的に決めておくことが非常に重要です。掲示方法によって、印刷データの作成時に考慮すべき点や、必要な後加工が大きく異なります。
例えば、ポスターをフレームに入れて飾る場合は、フレームのフチで隠れる部分を考慮し、重要な文字やデザインは内側に配置するよう注意が必要です。
その他にも、壁に直接貼るのか、イーゼルスタンドに立てかけるのかなど、掲示方法を検討しましょう。さらに、画鋲やテープの使用可否、屋外掲示における耐久性要件など、掲示場所ごとのルールを事前に確認し、それに合った用紙や加工を選ぶことで、ポスターの効果を最大限に引き出すことができます。
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