
チラシ・フライヤーにおすすめの紙
デザインや用途に合わせた選び方を紹介します
最終更新日:2026年09月04日

チラシやフライヤーを作るとき、「デザインはできたけど、どの紙に印刷すればいいの?」と迷ったことはありませんか? コート紙、マット紙、上質紙……。印刷会社のサイトを見ると、いろいろな種類の紙があって、どれを選べばいいのか分かりにくいですよね。
実は、チラシの紙は「一番おすすめの紙」が決まっているわけではありません。写真をきれいに見せたいのか、落ち着いた雰囲気にしたいのか、文字を読みやすくしたいのか。チラシの用途やデザインによって、向いている紙は変わります。
この記事では、WEBデザインツールなどを使ってチラシを作る方にも分かりやすいように、チラシ・フライヤーでよく使われる紙の特徴と、用途別のおすすめをご紹介します。
目次
まずはこの3種類を覚えればOK!
チラシ・フライヤーでよく使われる代表的な紙は、大きく分けるとコート紙、マット紙(マットコート紙)、上質紙の3種類です。それぞれどのような特徴があるのか紹介していきます。

コート紙
写真やイラストをきれいに見せたいなら、コート紙。
表面に光沢があり、写真や色が鮮やかに仕上がるのが特徴です。料理の写真や商品の写真、イベントのビジュアルなど、「見た目で興味を引きたいチラシ」に向いています。
例えば、『飲食店のキャンペーン』『新商品のPR』『セール・バーゲン』『イベント告知』『商品紹介』などにおすすめです。
マット紙(マットコート紙)
落ち着いた、おしゃれな雰囲気にしたいならマットコート紙。
コート紙ほど表面が光らず、しっとりとした落ち着いた質感に仕上がります。写真やカラーもきれいに再現しながら、光沢を抑えた上品な印象にできるのが特徴です。
例えば、『美容室・エステ』『カフェ・レストラン』『住宅・不動産』『会社案内』『展示会・イベント』『高級感を出したい商品紹介』などにおすすめです。
上質紙
文字をしっかり読ませたいなら上質紙。
上質紙は光沢がなく、さらっとした質感の紙です。写真の鮮やかさを重視するというより、文字を読みやすくしたいチラシに向いています。また、ボールペンなどで書き込みやすいのも特徴です。
例えば、『セミナー・講演会』『学校・PTAのお知らせ』『地域イベント』『申込書付きチラシ』『店舗のお知らせ』『文字情報が多い案内』などにおすすめです。
用途から選ぶなら?おすすめの紙を紹介
ここからは、実際にチラシを作るときのシーン別におすすめの紙をご紹介します。
飲食店のチラシなら「コート紙」がおすすめ
飲食店のチラシでは、料理の写真が大きな役割を果たします。「おいしそう!」と思ってもらうためにも、料理写真をきれいに見せられるコート紙がおすすめです。特に、料理写真+大きなキャッチコピー+キャンペーン価格のようなデザインなら、コート紙との相性が良いでしょう。
一方、おしゃれなカフェやレストランなど、写真だけでなく店舗の世界観を重視したい場合は、マットコート紙もおすすめです。
おすすめ
料理をおいしそうに見せたい → コート紙
おしゃれな雰囲気を演出したい → マットコート紙
セール・キャンペーンのチラシなら「コート紙」
スーパーの特売や店舗のセール、新商品のキャンペーンなど、「商品や価格を目立たせたいチラシ」にはコート紙がおすすめです。写真や色が鮮やかに仕上がるので、「期間限定!」「今だけ○○%OFF!」といった目立たせたい情報とも相性が良いでしょう。赤や黄色などの目立つ色を多く使ったデザインにもおすすめです。
美容室・エステのチラシなら「マットコート紙」
美容室やエステ、ネイルサロンなどのチラシでは、サービスの内容だけでなく、お店の雰囲気やイメージを伝えることも大切です。写真をきれいに見せながら、落ち着いた印象に仕上げたい場合はマットコート紙がおすすめです。
例えば、「白+ベージュ+淡いカラー」のようなデザインなら、マットコート紙を選ぶことで、より上品な印象に仕上げられます。写真をきれいに見せたいときはコート紙がおすすめです。
イベント・ライブのチラシなら「コート紙」または「マットコート紙」
イベントやライブのチラシは、写真やイラストなどのビジュアルを大きく使うことが多いですよね。写真やイラストを鮮やかに見せたいならコート紙。アートイベントや展示会など、落ち着いた世界観を表現したいならマットコート紙がおすすめです。デザインの雰囲気に合わせて選んでみましょう。
セミナー・講演会のチラシなら「上質紙」
セミナーや講演会のチラシは、『開催日時』『会場』『講師』『参加費』『申込方法』『注意事項』など、文字情報が多くなりがちです。このようなチラシには、光沢のない上質紙がおすすめです。
また、チラシにメモを書いたり、参加者が何かを書き込んだりする場合にも向いています。
書き込みが不要なチラシにはマット紙も、読みやすく落ち着いた雰囲気に仕上がります。
住宅・不動産のチラシなら「コート紙」または「マットコート紙」
住宅や不動産のチラシでは、外観や室内の写真が重要です。写真をきれいに見せたいならコート紙。高級住宅やデザイン性の高い物件など、ブランドイメージを重視するならマットコート紙がおすすめです。
「写真を見せたい」のか、「物件の高級感を伝えたい」のかで選んでみましょう。
学校・地域イベントのチラシなら「上質紙」
学校のお知らせやPTA、地域のお祭りなどのチラシでは、文字情報が多くなることがあります。また、「ここに名前を書いてください」「参加人数を記入してください」など、印刷後に書き込む場合もあります。
このような場合は、さらっとした質感で書き込みやすい上質紙がおすすめです。
商品紹介・新商品PRのチラシなら「コート紙」または「マットコート紙」
商品の紹介や新商品のPRでは、その商品の写真が重要になってきます。商品をきれいに見せたいならコート紙ですが、高級なものや雰囲気を重要視する場合など、商品のイメージを重視するならマットコート紙がおすすめです。
特にその商品を購入する顧客層に、「商品を見せたい」のか「商品の魅力を伝えたい」のかで選んでみましょう。
「紙の厚さ」も選んでみよう
紙を選ぶときは、種類だけでなく紙の厚さもポイントです。同じコート紙でも、薄い紙と厚い紙では手に取ったときの印象が変わります。
薄めの紙(70kg/73kg)
→ 大量配布するチラシや折込チラシなど
標準的な厚さ(90kg・110kg)
→ 一般的なチラシ・フライヤー
厚めの紙(135kg)
→ 店頭に置くチラシ、高級感を出したいチラシなど
用途に合わせて選ぶことができます。「しっかりしたチラシにしたい」という場合は、少し厚めの紙を選んでみるのもおすすめです。
デザインから紙を選んでみよう
紙の種類を覚えるのが難しい場合は、完成したチラシのデザインを見て紙を選ぶのも一つの方法です。
写真を大きく使っている
→ コート紙
写真や色を鮮やかに見せたいデザインにおすすめ。
シンプルで落ち着いたデザイン
→ マットコート紙
おしゃれで上品な印象にしたい場合におすすめ。
文字や情報が多い
→ 上質紙
文字を読みやすくしたいチラシにおすすめ。
手書きで書き込む部分がある
→ 上質紙
アンケートや申込欄など、印刷後に書き込む場合におすすめ。
迷ったら「何を一番見せたいか」で決めよう
チラシの紙選びで迷ったときは、難しく考える必要はありません。「このチラシで、一番見せたいものは何?」と考えてみましょう。
写真や商品の色を見せたい時は『コート紙』を。お店や商品の雰囲気を伝えたい時は『マット紙』を。文字や情報をしっかり読んでもらいたい時は『上質紙』のように考えると、紙は選びやすくなります。
チラシは、デザインだけでなく紙によっても仕上がりの印象が変わります。せっかく作ったチラシだからこそ、デザインや用途に合った紙を選んで、イメージにぴったりの1枚に仕上げてみましょう。「どの紙を選べばいいか分からない」という場合は、用紙サンプルを請求して実際の質感を確認してみるのもおすすめです。
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